こんにちは、いとちゃんです。 今回はスポーツバイクには必ず付いているともいえるパーツ・クイックリリースについて取り上げてみたいと思います。
車載・輪行・メンテナンス・タイヤ・チューブ交換にもあると重宝される部品ではあるのですが、たまに使い方・締め方を間違っている事を見受けられますので部品の構造・役割など紹介してみます。
目次
自転車にクイックリリースはどんな所に使われているの!?
自転車には様々なパーツに以外にも使われています。
主にホイール・キャリパーブレーキ・フレーム・ハンドル・シート等々
※ 下記の3点は折りたたみ自転車に多いクイックリリースパーツになります。(スポーツタイプになりますと固定式が多いようです)
クイックリリースレバーにはどんな種類がある!?
クイックリリース部分がむき出しの商品が開閉タイプ・クイックリリース部分にカバーが付けてあるの商品が、密閉タイプになります。
どちらが良いのかとなると、やはり走行中にゴミや・ダストが入りにくい密閉タイプがお勧めです。
ホイールを外してみよう
フロントホイール
① キャリパーブレーキのクイックレバー(黒色)を上にあげる
② ホイールを留めているクイックリリースレバーを水平に起こす
③ クイックリリースレバーの反対側のねじを抑えておいて・反時計回りにレバーを回す
クイックリリースレバーのシャフトはタケノコバネで固定されているためレバーの回転で、フォークとホイールに隙間ができ、ホイールが外せます。
構造的にはタケノコバネをクイックリリースレバー・シャフトをねじ回しの回転で固定している構造になります。
リアホイール
・ チェーンラインをインナートップにします。(チェーンラインのテンションが緩くなる事により、チェーンの張りにゆとりができる)
・ リアキャリパーブレーキのクイックレバーを上げる(ブレーキとホイールに隙間ができる)
・ リアのクイックリリースレバーを起こして緩めていく(ここでほぼホイールは外れている状態)
・ リアディレイラーを後ろ側に引くようにするとホイールが外れます
ホイールのはめ方
・ リアディレイラーのプーリー(上側)をスプロケットのトップギアにかける
・ リアディレイラー(下側のプーリー部分)を下げていく(ここでほぼはまっている)
・ リアキャリパーブレーキラインにホイールをはめておく
・ サドルをもって少し車体を落とせばカタンっとホイールがはまります。
・ リアキャリパー・ホイールのクイックリリースレバーをおこす
クイックリリースレバーの閉まり方の構造
基本的にはホイール以外の場所も構造は一緒になります。
レバーを起こしてフォークとホイールを固定している構造になっている。
レバーを起こした状態(開いた状態)の時はレバーの締め幅が薄い側
レバーを閉めた状態(固定した状態)の時は幅が厚い側
ですので、完全にクイックリリースレバーのネジを締めてからはレバーは起こせませんので、注意が必要です。
ありがちなトラブル
・ クイックリリースレバーだけを回して締めている(固定している)レバーを起こしていない
・ クイックリリースレバーの固定位置が悪い
ありがちなトラブルですが、危険性がありますので、注意が必要です。
固定位置が悪いと何かを引っ掛けてしまう恐れがあります。(複数人でトレイン走行など)
クイックリリースレバーをを起こさずにホイールを固定していますと走行中に緩んで落車の危険性があります。
まとめ
今回は自転車のクイックリリースの使い方(初級編)適正な位置と構造を学ぼう。を題材にして紹介してみました。
クイックリリースの構造と機能をしっかりと理解しておけば出先のトラブル・メンテナンス・輪行にも使えると思いますので、是非とも理解しておきましょう。
今回はここまでです。 ここまでのお付き合いありがとうございました。
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