家庭菜園・お庭の彩に植える前に知っておきたい植物 その①

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こんにちは、いとちゃんです。 今回はガーデニング・庭いじり・生垣を植えようと考えている方へ、知っておいてほしい「庭に植えてはいけないと言われている木や植物」について紹介してみたいと思います。

植える植物により、虫が発生しやすかったり、昔から縁起が悪いとされていたりと庭に植えてはいけない木や植物を紹介。

庭にどんな木や植物を植えるか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

庭に植えるには注意・木や植物

庭に植える前に知っておきたい植物の特徴3選

① 虫が発生しやすい

② 成長が早い・繫殖力が強い

③ 昔から縁起が悪いと言われている植物

① ガーデニングに虫はつきものですが、なるべくなら虫がつきにくい木や植物を植えたい方が多いと思います。

そもそも木に虫がついていると見栄えも悪いですし、洗濯物についたり病気が発生して最悪の場合枯れてしまうこともあるため注意が必要です。定期的に剪定をして風通しを良くしたり、虫が発生したらすぐ駆除したりするようにしましょう。

② 成長が早いのはメリットな反面、お手入れせずに放置すると葉や枝が広がりすぎたり茂りすぎたりしてしまいます。

最初は鉢やプランターで育てるなど、庭の管理があまりできない方は広がりすぎないように対策が必要です。また、葉が茂りすぎると風通しが悪くなり、病害虫発生の原因にもなるため、普段中々剪定などのお手入れができない場合は注意しましょう。

③ 昔から縁起が悪いとされているサルスベリ・ツバキ・ビワなどは植えないほうが良いと言われていますが、(ただの語呂合わせや迷信だったりと、根拠のないものがほとんどです)

縁起が悪くてもポジティブな花言葉を持っていることもあるので、家族とも相談しながらとくに気にならないようであれば植えるのを検討しても良いでしょう。

今回はこの中で①について取り上げてみたいと思います。

虫が発生しやすい植物

春の花の代表とも言える花で、白や薄ピンクの花色がかわいらしい木ですが、サクラはモンクロシャチホコ・エゾシロチョウなどの毛虫類や、マイマイガやドクガなどの害虫がつきやすく注意が必要です。

害虫の他にも、せん孔褐斑病やてんぐ巣病などの病気にもかかりやすいため、庭に植えようと考えている方はあらかじめ病害虫対策が必要になります。

毛虫などの害虫対策として、枝葉を定期的に剪定して風通しを良くしたり、オルトランなどの薬剤を散布する方法があります。剪定はサクラの落葉期でもある11月頃に行うと良いと思います。

剪定する枝は、すでに弱ったり枯れている枝や他の枝に絡むように伸びている枝、他の枝と逆の方向に伸びている枝など。剪定できたら切り口に殺菌剤を塗っておくと病気対策にもなります

もしすでに病害虫が発生している場合は、見つけ次第早めに対処していきましょう。サクラに発生する害虫は葉を食害することが多いため、虫食いの葉を見つけたらすぐに駆除していきます。合わせて枝もチェックし、大量に発生している場合は葉や枝ごと切り落としてください。

モンクロシャチホコ
エゾシロチョウ
マイマイガ

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ヒメリンゴ

バラ科の植物のヒメリンゴは、春頃開花し秋頃に1〜2cmほどの小さな実をつけます。ヒメリンゴにはオンシツコナジラミやアブラムシ、ハマキムシ、カイガラムシなどの害虫がつきやすいので注意が必要です。

サクラと同じく、ヒメリンゴも定期的な剪定をして風通しを良くすることで害虫の発生を予防できます。剪定は害虫予防だけでなく花付きや実付きを良くする効果もあるため、植え付けてから数年経ったら定期的に行うようにしましょう。

もしすでに害虫が発生しているようだったら迅速に駆除していきます。とくにヒメリンゴはカイガラムシが発生しやすく、枝にビッシリとくっついていることが多いです。幼虫であれば薬剤を散布して駆除できますが、成虫は硬い殻があり薬剤が効きにくいためブラシなどで擦り落とすように駆除しましょう。

オンシツコナジラミ
ハマキムシ
カイガラムシ

サザンカ

ツバキ科のサザンカはピンクや赤、白色などの花色が特徴で、ツバキとよく似ておりチャドクガが発生しやすいです。チャドクガには強い毒性があり、体に生えている「毒針毛」に触れるだけでかゆみや腫れなどの症状を引き起こします。

※ 手入れの際は必ず厚いゴム手袋を必ずするようにしましょう。

サザンカに発生しやすいチャドクガも、定期的に剪定をして風通しや日当たりを良くすることで予防できます。

剪定の際はチャドクガの卵や幼虫がいないかもチェックしましょう。チャドクガは卵から成虫まですべての段階で体に毒針毛が生えているため、直接触れないように注意しながら行います。もし毛玉状の卵が見つかったら、ついている葉や枝ごと切り落として駆除するようにしてください。幼虫が大量発生しているようなら、オルトランなどの薬剤を散布して駆除するのがおすすめです。

チャドクガ・繭

ハナミズキ

サクラの花が終わった頃に咲くハナミズキは、アメリカヤマボウシとも呼ばれており、白やピンクの花色が特徴です。花はもちろんのこと、秋には赤く色づく葉や実も楽しむことができます。

ハナミズキにはアブラムシやカイガラムシ、ハダニやアザミウマなどの害虫がつきやすく、うどんこ病や炭そ病などの病気にもかかりやすいので注意が必要です。

ハナミズキも同様に定期的に剪定することで害虫の発生を予防できます。ハナミズキはとくにカイガラムシが発生しやすく、枝や葉に白っぽい虫が大量にくっついていたらすぐ駆除するようにしましょう。幼虫であれば薬剤で駆除できますが、成虫になると硬い殻をもつようになり薬剤が効きにくくなるため、ブラシなどで擦り落として駆除します。

アブラムシ
ハダニ
アザミウマ

ウメには大きく分けて花ウメと実ウメの2種類があり、どちらも様々な品種があります。ただどちらもバラ科で香りもあり、アブラムやウメシロカイガラムシ、タマカタカイガラムシなどの害虫がつきやすいので注意しましょう。

ウメもハナミズキと同じくカイガラムシが発生しやすいため、あらかじめ定期的に剪定するのがおすすめです。それでも発生してしまったら、薬剤散布や直接取り除いて駆除しましょう。

ウメシロカイガラムシ
タマカタカイガラムシ

ミカン

ミカンは春頃には白い可愛らしい花を、上手く育てることができれば秋から冬にかけては実を収穫して楽しめます。

しかしながら、ミカンも害虫がつきやすく、カイガラムシやアブラムシ、アゲハチョウの幼虫やミカンハモグリガなどに注意が必要です。

ミカンを始めとした柑橘類系の木も害虫がつきやすいため、定期的に剪定したり防虫ネットを張るなど対策するようにしましょう。放置すると葉を食害したり他の病気を媒介したりと被害が広がるため、見つけ次第早めに駆除するのがおすすめです。

アゲハ蝶
ミカンハモグリガ

まとめ

今回は、家庭菜園・お庭の彩に植える前に知っておきたい植物 その①(虫が発生しやすい植物・庭木)について取り上げてみました。

自宅・職場の庭などの彩に注意する点を良く知っておけば、自分の好きな植物を植える事ができますので参考にしてみてください。

今回はここまでです。 ここまでのお付き合いありがとうございました。

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