
こんにちは、いとちゃんです。 今回は前回の続きでガーデニング・家庭のお庭いじりに植える前に注意しておきたい庭木・植物 その③ (昔から縁起の良い・縁起の悪いと言われている植物) について取り上げてみたいと思います。
ご家庭の庭の彩に植物・庭木など考えておられる方の参考になればと思います。

目次
縁起の良い・悪いと言われている植物
ナンテン(南天)

「難を転じる」からナンテンといわれています。
玄関横側とか、お庭の隅っこに植えられていることが多いです。
風水的には裏鬼門に植えたほうが良いと言われてるみたいですが、その辺は詳しくありません。
ご家庭でバードウォッチングなど考えている方には秋ごろに実る実は、ヒヨドリ、ツグミ、ジョウビタキなどの野鳥がこれを採食します。
・剪定は可能だが、基本的には剪定を嫌うため、樹形を整える最低限にとどめなければ、生育が悪くなる。枝葉の途中で剪定すると葉の付け根まで枯れこむため、注意が必要です。
・病害虫に強いが、根が浅く、なおかつ頭でっかちに育つため、風の影響で倒れやすい。

ヒイラギ

福島県以南の本州、四国、九州、及び沖縄に分布するモクセイ科モクセイ属の常緑樹。山地の林内に自生し、庭木としても垣根などに使われる。
節分などに厄除けとして使われるのが日本原産の本種。
成葉は肉厚で光沢があり、葉には2~5対の鋭いトゲがある。裏面は黄緑色で油点と呼ばれる小さな緑色の点々が見られ、火にくべるとパチパチと音が鳴る。ヒイラギを厄除けに使うのは、中国の爆竹同様にこの破裂音を利用して鬼を追い払うためとする説もあります。
・葉にトゲがあるため、家の周囲を囲めば多少の防犯になる。ただ、小さな子供やペットのいる家庭では扱いにくい。
・成長が遅いため、維持管理がしやすい。
・刈り込みに強いが頻繁に刈り込むほどトゲトゲになる。
・本来は日向を好むが日陰に強く、大気汚染にも耐える。
・基本的には病害虫に強いとされるが、実際のところ病害虫(テントウノミハムシ、マエアカスカシノメイガなど)の被害が多い。

コデマリ

細い枝や葉が見えなくなるほど白い多数の花を咲かせ、枝垂れる姿がとても見事で、庭木や切り花として利用されます。
コデマリは古く中国から渡来し、江戸時代初期から観賞用に栽培されてきました。和名は花の集まり(花序)を、小型の手まりに見立てたものです。
小さな花がたくさん咲くことから、子孫繁栄を連想させる可愛らしい花ですが、春先にはびっしりアブラムシが発生します、、、ので、沢山植えられる方には注意が必要です。

サルスベリ

サルスベリは新梢を伸ばしながら枝先に花芽をつくり、夏から秋にかけて次々と開花します。枝の生育にばらつきがあるので、「百日紅」の別名どおり、開花期が長期間となります。落葉期に新梢すべてを切り戻す従来の剪定法による仕立て方のほか、弱めの切り戻しと間引き剪定を組み合わせた自然風仕立ても人気があります。
木登り上手な猿でもすべりそうなほど幹がツルツルしてることからサルスベリ。
「すべる」から連想して受験にすべる、すべり落ちてケガをする。などと言われてます。
他の花の寿命よりはるかに長く、しかも真夏に咲いてくれる貴重な木ではありますが、語呂合わせとはいえ悪いイメージを持つには可哀想な植物ですね。

椿

ツバキ科ツバキ属の常緑高木で、光沢のある濃い緑の葉をもちます。
名前の由来には諸説があり、厚みのある葉の意味で「あつば木」、つややかな葉の「艶葉木(つやばき)」、光沢のある葉の「光沢木(つやき)」、ほかにもまだありますが、花より葉の美しさが名前の由来とされる説が多いのもおもしろいところです。
一般的に本種を交配親にもつ園芸品種も単にツバキとして扱われることもあります。さらにツバキ属全体を指してツバキと呼ばれることもあるため、流通の現場では間違いを避けるため、ヤブツバキと呼ぶこともあります。
縁起が悪い理由としては花が落ちる姿が首がボトッと落ちるようだから、、と言われています。
似た木でサザンカがありますが、サザンカは花びらがバラバラ散るので掃除が大変です、、、
どちらもチャドクガ(猛毒)が発生しやすいので、小さなお子さんがいるご家庭や定期的に剪定ができそうにない家庭にはどちらもオススメは出来ません。

まとめ
今回は家庭菜園・ガーデニング・お庭の彩に植える前に知っておきたい植物 その③について取り上げてみました。
代表的な縁起の良い木、悪い木の由来はあまり根拠のないものばかりなので参考程度に知っておくことで十分だと思います。
結局のところは人それぞれの捉え方次第なので、気に入った木を植えるのが一番ですので、自分の好み・庭のお手入れ頻度に合わせてゆっくりと楽しまれるのが1番だと思います。
今回はここまでです。 ここまでのお付き合いありがとうございました。



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