自転車の緊急時の必須工具。コンパクトで持ち運びに便利なサーディン

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こんにちは、いとちゃんです。 今回は、サイクリング中にも軽量で携帯できる工具・サーディンについて取り上げてみたいと思います。

自転車乗りにとって、携帯工具は悩みの尽きぬ話題だろう。市場には様々な製品があるが、なかなかベストな答えは見つからない。

より軽く、より収納しやすく、より使いやすく、、、そんなサイクリストの願いから生まれた携帯工具の新星が、equipt(イクイプト)のSardine(サーディン)です。

独特な形状と、こだわり抜いたルックスが目を引くハイエンド携帯工具。今回は、そのサーディンの実力に迫りたいと思います。

ロリポップ!

目次

equipt(イクイプト)Sardine(サーディン)

自転車用の携帯工具は長年、同じ形で進化がありませんでした、箱型で回しにくく、嵩張り、重い、新しく開発された「サーディン」と呼ばれるこの携帯工具は、スティック状で軽量(たったの38グラム)、そして何より使いやすいのです。

この形状により、真っ直ぐにすれば速回しして作業時間を短縮でき、そして差し替えることなく90度にすればトルクをかけてボルトを緩めたり、締めたりできます。

4つのツールビットは自由に動くのでどんな角度でも使えて、ボトルケージやサドルの着脱の時のような狭いスペースでも作業をすることができます。回すときに180度切り返すことで素早く、トルクをかけて作業することもできます。

ツールビットは5種類に絞りました。ヘックスの6,5,4,3とトルクスのt25です。これらが最もライド中に使用頻度が高いからです。またチェーンカッターやもっと小さなヘックスは別に持っていた方が使いやすいですから。

専用のホルダーは別途購入することができます(税込1500円)。ボトルケージの下に装着することができ、ホルダーには穴が並列して2箇所に空いており、フレームの太さに合わせて選んでください。

サイクリング中に必要になるツールは!?

<サイクリング中に必要>
・3mm:ボトルケージ、キャリア、ディレーラーハンガー、Equalブレーキ調整など
・4mm:ステム、ヘッドパーツ、シートクランプ、サドルクランプなど
・5mm:Shimanoブレーキ台座、DHバー、サドルクランプ、STI、RD、FDなど
・6mm:スルーアクスル
・T25:ステム、エアロバー、SRAMブレーキ台座、6ボルトローター、チェーンリングなど

<基本的には不要>
・2mm:ディレーラー調整
・2.5mm:SRAMブレーキパッド、サイコンマウント
・8mm:M30クランク、べダル
・プラス:ディレーラー調整、Cateyeブラケット
・マイナス:Shimanoブレーキパッド

※ 個人で多少の必要になる工具のサイズは違いがあります、

両端に「4mm/5mm」と「3mm/T25」のビットが、中央には6mmのビットが配置される。この「真ん中にもビットを隠す」という発想は新しく、この形状で5つの工具をまとめるに至っている。

両端はくるくると回して使用し、6mmは指をひっかけて出す仕組み。ビットの固定力は丁度良く、軽く操作できて、かつ勝手に動くことがない。

工具は持ちやすさ・手に馴染む感触も重要なポイントで、個人的にサーディンはよくできた商品だと感じています。

サーディン・使用感は!?

早回し⇒トルクが一連の動作で出来る

サーディンの良い所は、軽量化を図りながら、使いやすさも一級品だということです。ボルトの回しやすさでいえば、この構造は普通のL字型レンチ以上な感じがします。

ビットをボルトに差し込んだまま、トルクも、早回しもシームレスに行える。

お陰で作業性が高く、ボックス型の携帯工具とは、もはや比較にならないほど使いやすい。

サーディンの使い勝手はラチェットレンチに近いものがあり、その点においては普通のL字レンチよりむしろ楽だと思います。

細身な形状を活かして、込み入った部分の作業にも便利。ボトルケージ周りやサイコンの近くなど、携帯工具が入りにくい部分でも十分に使用できる。

逆に何か使いにくい点をあげるとすれば、ビットの先端からグリップまでの距離が近いので、普通のL字レンチよりも手が障害物に当たりやすいかも知れません、、、ここまで言い出すとキリがないですが、粗探しをしている様な意見だとは思います。

細身な形状で、扱いも収納も楽

サーディンの素晴らしいところは、携帯性にも優れているという点。携帯工具は、当然「携帯」するものだから、持ち運びやすい必要がある。

ボックス型は嵩張るし、独立したビットを持ち運ぶタイプはバラバラになって鬱陶しい、、それぞれ許容範囲ではあったけれど、最高かと問われれば何とも言い難いところです。

サーディンはサイズも形状も、かなり携帯しやすい。ボディが95mm、ビットをまっすぐに出しても114mmと、意外とコンパクトです。

350mlサイズのツール缶にも丁度入るし、フレームバッグのサイドポケットにもすっぽり。棒状で角のないシルエットだから、収納の自由度は高いだろうと思います。

サーディンは使い勝手だけでなく、収納性もピカイチだと思います。

使用の注意点

MAXトルクに注意

少し注意点をあげると、サーディンは耐えられる最大トルクが一般的な工具にくらべて低いと思われます。

あくまで目安でしかないですが、「左右のビットは最大7Nm程度、真ん中の6mmは10Nm程度までが妥当」のようです。

もちろん、もっと高いトルクでもテスト済みだそうだけど、本体の構造上、そこまで大きなトルクをかけて使用するものではないと思います。

自転車のパーツは大抵5Nm程度ですし、スルーアクスルも10Nm前後。

また、6mmを使用する場合、左右のビットに比べて実質的にレンチが短くなり、大きなトルクはかけにくくなる感じです、力の弱い女性等は注意が必要かもしれません、

最大トルクの関係で困るとすれば、次のもの辺りでしょうか。

・ペダル:35Nm前後
・ShimanoホローテックⅡクランク:12-14Nm
・サドルクランプ:8Nm前後(製品によってまちまち)

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まとめ

今回は、equiptの携帯工具「Sardine(サーディン)」について紹介してみました。

画期的な構造で、「軽い・使いやすい・収納しやすい」と、3拍子そろった携帯工具になっていると思います。魅力的なルックスも相まって、携帯工具として非常に満足度の高い製品のようです。

サイクリングの携帯ツールとして1つ持っておいても良いのではないかと感じられる商品でした。

今回はここまでです。 ここまでのお付き合いありがとうございました。

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