こんにちは、いとちゃんです。 今回はミニベロを乗るにあたり、使用用途・方向性に合う、大体の車体に初期装備で搭載されている、クリンチャーホイール・451サイズ用について紹介していきたいと思います。
※ 20インチのミニベロ用のタイヤはビードと呼ばれるタイヤとリムが合わさる部分の直径の違いにより、406規格と451規格の2種類のタイプがあります。
目次
ミニベロのタイヤ選びの目的とは!?
ミニベロのタイヤの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
① タイヤの幅で選ぶ
② タイヤのサイズで選ぶ
③ オンロードタイヤ・オフロードタイヤで選ぶ
① タイヤが細いということは「車重が軽くなる」ということになり、また細いタイヤは総じて許容空気圧が高く地面との摩擦抵抗が低くなるよう設計されています(硬くなるため)
つまり細いタイヤほどよりスポーティーな乗り心地になり、加速・巡航速度・最高速ともにアドバンテージを得やすくなります。タイヤをカスタムするほとんどの方の目的がこの「スピードアップ」です。
一方、タイヤが太いほど安定性が増し、悪路などの走行性能がアップします(路面の荒れ・小石・段差などを拾っても挙動に影響しにくい)
タイヤの幅が、23C・25Cが主に走行性能に特化したロードバイク用のタイヤで、28C・32Cあたりまで行くとクロスバイクに多く用いられるタイヤのサイズになります。
「タイヤが細くなるほど速くなる代わりにピーキーな挙動になる、タイヤが太いと走行性能は落ちるが耐久性や乗りやすさがアップする」 ここの突き詰めが自分の求める走行性能に影響を与えると思います。 (ロングライド・ツーリング向け・ヒルクライム・大会向け・ポタリング・街乗り)など
② ミニベロのタイヤの規格で406規格と451規格におけるタイヤの外径の差は40mm前後ですが、ミニベロの乗り心地や操作性は大きく変わります。
406規格はペダリングが軽い為、漕ぎ出だしが軽快で、信号待ちや一時停止から軽やかなスタートが切れます。
ただし早い速度を出しにくく、ペダリングをやめたときの速度低下の大きさがデメリットです。406規格は、停止と発進を繰り返すことの多い街乗りや、ミニベロらしい軽快性を楽しみたい人におすすめのタイヤです。
451規格のタイヤは、ミニベロでスポーツ走行の楽しさを体験するのに最適なタイヤです。タイヤの直径が大きいため速度を出しやすく、長距離も楽に移動できます。(ただし、ロードバイクとの差はあります) また、406規格より段差を乗り越えやすいのもメリットです。
451規格は乗り心地や軽快性よりも、スピード・巡航速度・走行安定性を重視したい人におすすめのタイヤです。
③ タイヤの表面の形状でも乗り心地は随分変わってきます。
オンロードタイヤというのは細く固く、さらに表面の形状がツルツルしていて、このことが「速い代わりに雨の日・濡れた路面で滑りやすい」という特徴に繋があります。
種類は少ないもののブロックタイヤと呼ばれるものも存在し、表面がデコボコしているので砂利道・林道などの路面を噛みやすく、摩擦力が高いのでグリップ力にも優れる特徴があります。
ミニベロのタイヤお勧めのメーカー(451サイズ)クリンチャータイヤ
Panaracer (パナレーサー)
パナレーサー(Panaracer)は、シュワルベ(SCHWALBE)と並んで選ばれる人気のブランドです。
貫通パンクやサイドカットなど、あらゆるパンクに高い耐久性を持っています。グリップ力や耐摩耗性の高いモデルもラインナップされ、街乗りから長距離まで幅広く活躍するのが特徴です。
・サイドまでゴムで覆い耐久性を強化した「ミニッツ」のコストパフォーマンスモデル
・コンパウンドのグリップ性能を最大限に発揮させるために最適化された断面形状
長期間、安定した走行性能を楽しみたい人におすすめです。 (タイヤ重量1本420g)
・耐パンク性能に優れたロードレース用タイヤ「Race D Evo 3」のテクノロジーを採用した小径車用耐パンク性能強化モデル
・従来のケーシング補強材「PT」よりさらに高い耐貫通パンク強度を誇る超高強度補強材「ProTite」を採用することで、基本性能はそのままに耐貫通パンク性能を約24%向上、パンクのリスクをさらに軽減
・長時間の使用に耐えるよう設計され耐摩耗性能に優れたヘビーデューティーコンパウンド
・2層の耐パンクプライでタイヤ全体を強化接着し、剛性感としなやかさの相反する性能を高い次元で両立する3Dケーシング
・コンパウンドのグリップ性能を最大限に発揮させるために最適化された断面形状のAll Contactトレッドシェイプ
幅が細いサイズで、乗り心地よりもスピード志向の人に向いています。 (タイヤ重量1本260g)
・強さと軽さのトータルバランスに優れたロードレース用タイヤ「Race A Evo 3」のテクノロジーを採用した小径車用ハイスペックモデル
・従来のケーシング補強材「PT」よりさらに高い耐貫通パンク強度を誇る超高強度補強材「ProTite」を採用することで、基本性能はそのままに耐貫通パンク性能を約24%向上、パンクのリスクをさらに軽減
・ZSG Naturalコンパウンド : 高反発弾性の天然ゴムをベースとし、耐久性、耐摩耗性が強化されたZeroSlipGripコンパウンド
・Pro Tite Shield : 高い貫通パンク強度を誇る超高強度の補強材でタイヤ全面をシールドし、ケーシングの構造強度を高めて耐貫通パンク性能をアップ
・AX-αコード : アドバンスドエクストラコードを改良し、転がり抵抗を軽減。グリップ力と転がり抵抗の相反する走行性能を、より高次元で両立
・All Contactトレッドシェイプ : コンパウンドのグリップ性能を最大限に発揮させるために最適化された断面形状
ミニッツタフよりも更にスポーツ走行を楽しみたい方にお勧めです。 (タイヤ重量1本190g)
SCHWALBE (シュワルベ)
ミニベロのタイヤで最も選ばれている定番のブランドです。タイヤの転がりが良く、走行性能・安定性・耐久性ともにバランス良くまとまっています。
・バランスのとれた走行性能と快適性を備えたオールラウンドタイヤ
・新コンパウンド「ADDIX」と耐パンクベルトにレースガードを採用し、トレーニングからレースまで季節を問わず対応できます。
デュラノが無くなり、ONEのみとなりましたが、走行性能・振動・衝撃吸収性・コスパも良く私も愛用しているタイヤになります。 (タイヤ重量1本280g)
IRC (井上ゴム工業)
IRCは、井上ゴム工業が提供する日本のタイヤブランドです。
長時間の走行でも耐えられる耐久性・耐摩耗性・耐リム打ち性・低転がり抵抗の良さに定評があります。日本のブランドというのも、安心感を得られるポイントでしょう。
サイドをオープンにすることで、220gと軽量。
耐摩耗性に優れたハイグリップコンパウンドを採用、さらにトレッドを肉厚にすることで耐久性と軽快性を両立。
■カラー:ブラック
■種別:クリンチャー
■IRC NO.2:185177
■サイズ:WO 20 × 1 1/8
■ビード:スチール
■空気圧(kPa):700
■空気圧(kgf/?):7
■空気圧(PSI):100
■重量(g):220
街乗りロードバイクやクロスバイク、ピストバイクからミニベロまで、軽い乗り心地と耐久性を両立させたアーバンロードタイヤの決定版。
更には待望のスキンサイド仕様が新登場。
サイズ WO 20×1 1/8
ビード スチール
空気圧(kPa)600
空気圧(kgf/?)6.0
空気圧(PSI)90
重量(g)240
BMX・MTB用
元BMX世界チャンピオンのサム ウィロビーをはじめ、世界のトップライダー達との共同開発で生まれたBMXレーシングタイヤ「SIREN COMP」の20インチサイズ
・ビードにアラミドを採用し、軽量化を重視して開発された「SIREN」シリーズの新競技用モデル
・センター部はスピードが伸びるスリック、サイド部はコーナー時にグリップを発揮する「SIREN PRO」と同一のグルーブドパターンを採用
・120TPIのしなやかなケーシング、ストレートでのスピードに対応した形状
・サイド部には補強用ベルトで剛性を確保、主にコーナリング時のパワーロスを防止
・フォールディングビード
タイヤ重量1本260g サイズ・20×1 3/8(28-451)
SHINKO (シンコー株式会社)
大阪に本社のあるタイヤ製造メーカー 自転車用タイヤ・チューブ・二輪自動車用タイヤ・チューブ・産業車輌用タイヤ・チューブなどをメインに製造・販売されております。
自転車での主な取引先は・サイクルベースあさひ になります。
シンコー株式会社 シンコー株式会社 – shinko (shinko-ltd.co.jp)
小径サイズのスタンダードタイプ・折り畳み自転車、児童用自転車に最適です。 どちらかと言えば街乗りメインのオーソドックスなタイヤのなります。
シンコーの451サイズタイヤは街乗り用が多く、スポーツ走行のタイヤは406サイズにて販売されております。
リム打ち対策のされたDEMING L/Z に新サイズ!日本車両検査協会で試験荷重70kgで走行距離5、000kmをクリアー。\n車体の重い電動自転車やアシスト車に最適!!1.2mmの肉厚チューブ採用によりさらに耐久度UP!!\n電動アシスト、子供乗せ付き自転車にJE TD AI ii(ゼッタイイイ)タイヤ!\nトレッドゴムにM/C用タイヤと同配合を採用し耐摩耗性能を格段にアップ、さらに溝深3mmで長寿命。
仕様:パターン:SR154 DEMING JETDAIii NEUE ビード形状:W/O バルブ:英式 バルブ長:3.7cm(バルブキャップ含む)
KENDA (ケンダ)
台湾に本社を置く自転車タイヤメーカーで、ロード・シティ・MTB・BMXなど数多くのタイヤを製造しております。
KENDAからは20インチ451サイズのお勧めは1つのみ(昔は種類が多かったのですが)ほぼ406サイズ主体となっております。 (タイヤ1本の重量は440g)
他の451サイズタイヤはシティーサイクル向けとなります。
GIZA PRODUCTS (ギザプロダクツ)
神戸に本社を置く、株式会社マルイ(自転車及び同部品輸出入卸)業を営む会社になります。
高速走行にも適した、ETRTO 451 規格の20インチスリックタイヤ。 (タイヤ重量1本345g)
転がり抵抗を抑えつつ操舵性を高める細密なパターンを採用した、ロード用タイヤになります。
まとめ
今回はミニベロのタイヤ451サイズを使用目的をメインに紹介してみました。
20インチには451サイズ・406サイズと2種類あり、タイヤ・チューブ・リムテープも互換性はありませんので、注意して自分の使用目的に合わせて購入をしてください。
タイヤだけでも走行性能・乗り心地がかなり変わりますので、自転車カスタムの1つに取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回はここまでです。 ここまでのお付き合いありがとうございました。
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