こんにちは いとちゃんです。 今回は前回の続きでミニベロロードバイクのタイヤ+チューブの交換(初級編)を紹介していきたいと思います。
交換に慣れてくれば1本数十分もあれば交換できるようになりますし、サイクリング、ツーリング中のパンクなどのトラブル時にも対応できますので、是非覚えておきましょう。
交換の仕方は基本的にロードバイク、クロスバイクと変わりませんので、参考にしてみてください。
目次
ミニベロ タイヤの交換時期
ミニベロはロードバイクに比べてタイヤの径が小さい分、タイヤ交換の時期が早くなります。
ゴムは経年劣化しますので、何キロ走ったら交換といった目安は余り当てになりませんが、ほぼ毎日乗られる方なら2000㎞~3000㎞ が交換目安となります。
※ ちなみに私の場合は週末ライダーになりますので、月に換算して100㎞~150㎞くらいになりますので、2年くらいが目安で交換しております。
タイヤの劣化具合
タイヤの劣化具合の見極めですが、タイヤのパターン(溝)のすり減り具合、タイヤ面の刺し傷、切れ傷、タイヤ側面のひび割れ、タイヤのビート部分の劣化具合と様々ありますが、余程の異物が刺さっていない状況なら、タイヤの側面の劣化が先にひどくなると思われます。
私の交換時期に達したシュワルベ デュラノ ですが、タイヤのパターン面は多少ひび割れはあります、溝もまだ少しある状態ですが、サイドのビート部分は完全にアウト、、、この状態でも室内、倉庫保管している状況ですので、屋外保管しておられる方は交換目安が早くなると思われますので、一度愛車のタイヤ点検をしてみてください。
タイヤ交換の準備
前回で紹介したリムテープ交換と併用しての作業になりますので、交換部品の準備。
シュワルベのリムテープ、チューブ(1/8 451 20)
シュワルベワン(1/8 451 20 25C) 前々回まで(KENDA製)の23Cを履かせていましたが、振動性、乗り心地を含むと25Cの方が長距離走行向けで今は25Cに落ちついています。(タイヤパターンはデュラノに似ていますね)
必要工具はタイヤレバーと携帯ツール ※ ビートの硬いタイヤをチョイスする場合はタイヤペンチもあった方が良いかもしれませんが、サイクリング中のトラブルを想定して今回はタイヤレバーと携帯ツールのみで行います。
タイヤを外していこう
前回の続きでリムテープ交換とホイールを外すまでの手順は変わりません。
外出中パンクなどのトラブル対応時も同じ様な作業手順になると思います。
① 自転車を裏返し、ブレーキ解放レバーを上げて、クイックリリースレバーを緩めてホイールを外します。
② バルブを外しタイヤの空気圧を抜きます。 バルブについているナットも外します(ナットはチューブを固定しているナットになります。
③ タイヤのビート部分を外周全体的にもみこみタイヤレバーでタイヤを外しやすくします。
※ タイヤのサイドとホイールのリムが劣化で張り付いていると外しにくい為。
④ タイヤレバーでタイヤを外していきます。
タイヤレバーの表面(タイヤを外すときに使います) をチューブのバルブの間、スポーク1つ分あけて差し込みます。
そのままてこの原理でスポークにタイヤレバーをひっかけておきます。
2本目のタイヤレバーをバルブの間で反対側のスポーク1本分の所へ同じように差し込み、てこの原理でスポークにかけます。 ※ この段階でほぼバルブ間のタイヤが外れています。
ここから2本目のタイヤレバーを(自分側、手前に引くようにスライドさせる)とタイヤが外れていきます。
※ ここでタイヤレバーを押して外すのはスポークに指をぶつけたりしますので、必ず手前に引くようにタイヤレバーで外してください。
ほぼ一周までスライドしている間にタイヤが外れています。
タイヤが外れてたら、チューブをホイールのバルブ部分から外していきましょう。
タイヤとチューブを取り付ける前に
前回でも紹介しましたが、ホイールの現状確認を忘れないようにしましょう。
ホイールの凹み、歪み、汚れ、ダスト付着、異物、リムテープの劣化具合、 タイヤ交換後、数ヶ月でパンクなどならないように、しっかり確認しておきましょう。
※ 外出中でのトラブルの場合は、最悪目視確認と分かる異物は除去しておきましょう。
ホイールにチューブとタイヤを取り付けていく
まずはタイヤをホイールにビートの片方をはめていきますが、ここでタイヤにローテーション(走行方向指示)がある場合はタイヤをホイールにはめていく向きを間違えないように注意しましょう。
補足・ ホイールのチューブバルブ部分にタイヤのロゴマークを合わせておくと、タイヤの見た目がカッコ良いですよ。
エアーバルブの位置からチューブをホイールとタイヤの間に入れていきます。
※ 製品で購入したチューブはキッチリ折りたたんであり、そのままでは入れにくい為、チューブに少し空気を入れて置きます。 少し膨らむくらいで大丈夫です。
タイヤを広げて、エアーバルブの位置にチューブをはめていき、タイヤをつまみ上げてチューブを乗り越えさせるようにはめていきます。
その後は、タイヤの沿ってチューブをはめていきます。 ※この段階だとタイヤの上にチューブが乗っている状態になりますが、本来はリムの上にチューブを乗せていくので、このままタイヤをはめていくとチューブを嚙み込みパンクのリスクがありますので、タイヤを全体に押し込んでリムの上にチューブを乗せていきます。
ちゃんとリムの上にチューブが乗ると、タイヤを開いてもチューブが見えません。
ここまで出来ましたらタイヤをエアーバルブの位置からはめていきます。
エアーバルブを上げてバルブ口を逃がしてタイヤをはめていきます。 最初のうちはタイヤの径に余裕がありますので、
右手(タイヤを親指で押し上げる)左手(タイヤを押す) この繰り返しで最後のビートが硬くなる部分までタイヤをはめていきます。
最後にスポーク3本分くらいがビートが硬くなりますので、タイヤ全体をもみこみ すき間を均等にして手の腹を利用してタイヤをはめていきますが、ビートが硬く手ではまらない場合はタイヤレバーを使用していきます。
今度はタイヤをはめていくのでタイヤレバーの裏側を使用していきます。
※注意点はタイヤレバーをチューブに当たるまで差し込まないで、リムにタイヤのビート部分を押し上げるようにしてタイヤレバーではめていきますが、その時もう片方の手でタイヤを押し上げてあげるとよりタイヤをはめやすいです。
タイヤをはめ終わった後、必ずチューブがタイヤの中にちゃんと入っているか全体的に確認していきましょう。 タイヤを一周、両方向確認してリムテープがしっかり見えてくればしっかりチューブが入っていることが確認できます。 この時チューブが見えてきている場合、そのまま空気を入れるとパンクするリスクがありますので、もう一度タイヤの中に押込み、もみ込んでください。
タイヤを一周、両方向から確認ができましたら、チューブナットを締めて、エアーを定量入れていきます。
この時 パンパン と音が鳴る場合がありますが、リムにビートがしっかり圧がかかるときの音ですので心配は無いです。
最後にエアーバルブを締めて、ホイールを自転車に取り付けして完成です。
早速、慣らし運転に出かけてきましたが、流石はシュワルベワン25Cなので乗り心地、地面からの突き上げもマイルドな感じで、直進安定性、コーナリングもなかなか良い感じです。
これから徐々に一皮むいてタイヤの良さを堪能したいと思います。
やはり25Cはバランスが良いですね。
チューブ交換、タイヤ交換のコツ 参照。
まとめ
今回はタイヤ、チューブ交換をメインに紹介してみました。
サイクリング中のパンクなどトラブルにも非常に役に立つことですので少しずつ実践してみましょう。
慣れてくれば数十分で交換も可能ですので、この機会に是非練習してみてはいかがでしょうか。
自転車のタイヤもメーカー、品種で性能の差が色々ありますので、色々なタイヤをチョイスしてみて自分好みのタイヤを見つけても面白いと思います。
今回はここまでです。 ここまでありがとうございました。
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